パリピ予告に騙せるな『WE ARE YOUR FRIENDS』オススメしたい件

今回はWE ARE YOURE FRIENDSをみた。予告編を見たときは、「どーせリア充物語だろ」とか思ってたらまさかの良作。いい意味で裏切られた作品だった。主人公と同年代(20代前半)でなくても、夢や焦りとかあがきを思い出せる良作。ただ男性のほうが面白いかも。

EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)とは?

本作の肝とも言える「EDM」を知らない人向け。EDMとは、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(英: electronic dance music)の略。シンセサイザーやシーケンサーを用い、主にクラブないしは音楽を中心にそえるエンターテインメントの場において、その場の人々を踊らせるという目的の元作られたダンスミュージックのこと by wiki

ちなみにTOP 100 DJで売れてるDJがわかるのでおすすめ。

概要ストーリー

世界的に盛り上がりを見せるEDMシーンを題材に、DJとしての成功を目指す若者たちの成長や葛藤を、「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン主演で描いた青春ドラマ。

DJの青年コールと仲間たちは地元を飛び出して有名になることを夢見ながらも、将来に対して漠然とした不安を抱えていた。そんなある日、コールは心に傷を抱えたカリスマDJジェームズと出会う。コールをかつての自分に重ね合わせたジェームズは熱心に指導するようになるが、夢に向かって歩みはじめたコールと仲間たちの間には溝が生まれてしまう。

そんな中、コールはついに大規模なフェスに出演するチャンスをつかむ。しかしその一方で、ジェームズの恋人ソフィーにひかれてしまい……。共演に「ゴーン・ガール」のエミリー・ラタコウスキー、「インターステラー」のウェス・ベントリー。EDMの人気DJたちもカメオ出演している。by 映画.com

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5段階レビュー評価 4★★★★「若者の友情・恋愛・仕事」

大きな夢を語るけど、現実を直視して、焦りだけが募っていくのは、男性ならあるある!と思ってもらえると思う。

やっぱりパリピ風ジャケット・「這い上がれるか」というキーワードで、少し嫌厭しがちだけど、これは最近みた音楽関連では、セッションよりも個人的には好きだった。

ネタバレ感想レビュー「這い上がる代償が切なすぎる」

ジェームズ・リードいいやつすぎる

やっぱり本作の三枚目としていい味してたのは、ジェームズ・リードでしょ。なんていっても、得体の知れないコールを招き入れて、作曲のアドバイス。さらに大規模フェスの前座+Mac Book Proまでプレゼント。

にも関わらず、コールからは、同棲中の恋人ソフィーを寝とられた上に、別れさせられるという切ない感じ。でもやっぱり大規模フェス前座を務めさせるバカかよ。いい人ぶり。

マックス・ジョセフ監督って、デヴィッド・ゲッタ(David Guetta)ディスってるだろ

続けてジェームズだけど、設定は超売れっ子のパリ出身の40歳。。あれ?なった人いるよね。なぜなら超有名なデヴィッド・ゲッタがフランス・パリ出身50歳だから。たまたまかなーと思ったら。DJ Magazine DJ Mag Top 100でTOP10にはいるのは、デビットのみ。

しかも作中コールから「昔は良かったが、今は客に媚びてる」「終わっている」とまでいわれてた。。そんなわけない! 世界のデヴィットゲッタだぞ!とおもってチャート推移みたら、まんざら間違ってないぞということで、残念ながら三枚目DJのモチーフは、デヴィットっぽいね。

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成功したけど、友情を代価としたのは残念

スクワレルの死をきっかけに、みんなバラバラになったのは残念。特に他のメンバーが何も見つけてない=オーリーは実家手伝い。メイソン=胡散臭い不動産業。
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その証拠に、コールが前座を務めることになったのに、オーリーは全く関心なさそうだし。どうせなら、イベントのラストに3人で会うシーンや、スクワレルの墓参りなど入れて欲しかったなー。

エンドロール前の寄付シーン

コールが貯めたお金を、債務者に寄付するシーンがあったけど、たまたま仕事で出会った+実際にあったのは一度きりの人に、全額寄付するの? そこまでの善人には見えないけど。。

結論「見て損なし」

EDMに馴染みがなくても、結構楽しめるとおもう。特にラストのイベントシーンで、スクワレルの音声を使ってのラストスパートは鳥肌&泣ける。おすすめ。

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