クイーン伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」必ず映画館で観るべき良作

伝説的ロックバンド Queen(クイーン) 伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』をTOHOシネマズ新宿で、やっと観てきた!

劇場公開後、各レビューサイトで高評価の嵐。第76回ゴールデン・グローブ賞(2019年)ドラマ作品賞・主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

故フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがまじで最高。

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ボヘミアン・ラプソディ あらすじストーリー

ボヘミアン・ラプソディ 評価

ボヘミアン・ラプソディ ネタバレ感想レビュー

ボヘミアン・ラプソディ 結論

あらすじストーリー

マイケル・ジャクソン、エアロスミスらと共にロックの殿堂入りをした世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた伝記ドラマ。
 
クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を手がけ、劇中の楽曲には主にフレディ自身の歌声を使用。
 
「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった音楽史に残る伝説の数々を再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざるストーリーを描き出していく。
 
「ナイト ミュージアム」のラミ・マレックがフレディを熱演し、フレディの恋人メアリー・オースティンを「シング・ストリート 未来へのうた」のルーシー・ボーイントンが演じる。監督は「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー。
 

評価レビュー★ 8「伝記とは思えない完成度の高さ」

自分はもともとQueen(クイーン)のファンではないんだけど、ただ本作を観たら、やっぱり好きになる。

それはもちろんクイーン自体の音楽性の魅力などもあるんだけど、耳馴染みがある名曲が誕生する瞬間インディーズバンドから伝説的ロックバンドへの成功苦難(人間関係・病気)からの世界的成功などなど。

ぜひクイーン好きでないひとこそ観て欲しい映画になってた。

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ネタバレ感想レビュー「映画館でぜひ観て欲しい!!」

本作は劇場の迫力こそ本領発揮

ライブエイドのオープニング・エンディングは圧巻。もちろんいつかはレンタルで見れるんだけど、本作は絶対に映画館で観て欲しい。自分がみたのはTOHOシネマズ新宿だったけど、オープニングに、フレディ・マーキュリーの目線でライブエイドの観客を観るシーンがあるけど、圧巻。あとは音楽自体ももちろん大音量で感じれるので、本作こそ映画館上映しているいまこそ足を運んで欲しい。

ラミ・マレック「演技」というより「憑依」

鑑賞後、youtubeで実際のクイーンのライブ映像観てほしいんだけど、再現度が半端ない。まレックは、クイーン関連の書籍、ドキュメンタリー、インタビュー映像を可能な限り集め、すべて目を通したとのこと。またクイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーとの対談でも話を聞いているとのこと。まさに演技よりもフレディそのものだなと。ちょっと出っ歯?で違和感はあったのが残念。。

もしできるなら下積み時代(インディーズ期)がもっと観たかった。。

バンドボーカルがいなくなり、肩を落とすメイとテイラーに、フレディが話かけ「僕がやるよ」と伝えると、売り込むと、二人が鼻で笑い「おいおい。まずは歯を矯正しろよ」とバカにすると、フレディのアカペラのクオリティの高さに驚く二人に対して、「オファー待ってやるよ」

最高かと。やっぱりバンドがこうやって出来上がって行く過程は面白い。

あとフレディについても、厳格な父親との確執(反抗)はクイーンの原動力だったのかなと思えるシーンが多かった。※ライブエイド前の和解は最高。

もちろん成功後の方が長いし、作曲・バンド内の不和・苦難などのすべての伝説ロックバンドの反省を語るの135分は短すぎるのは重々承知の上で、もっと若かりしころの苦労が見れるともっと嬉しかったなー。

楽曲誕生秘話 バンドやりとりが最高

これは多分クイーンファンが「最高!!」ってなるシーンだと思うけど、各メンバーがそれぞれのアイディアを出し合い、名曲が生まれて行く過程は、にわかの自分でも楽しめることができた。「We Will Rock You」での観客参加させたい!だったり、「bohemian rhapsody」では、ガリレオ(ガリレオ)のコーラスの多重録音で、「何回歌わすねん!!」ってメンバーがキレるシーンなど笑 やっぱりこのあたりは面白いって思える箇所が多かった。

ライヴエイドLIVE AID)とは?

ライヴエイドLIVE AID)は「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。ちなみに他の参加者は、クイーン以外では、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、デビッド・ボウイ、ボブ・ディランなどなど。豪華を通り越して、まさに伝説のライブといえるのでは。※今後このレベルのライブ開催が出来なさそうって意味でも。

実際ライヴエイド(LIVE AID)映像

YOUTUBEにて、実際のライブエイドの映像があったので、ぜひ劇場で観た後に観て欲しい。

映画の再現性の高さだけでなく、観客+世界中の注目のなかで、「劇中で語られたバンド自体のブランク・病気との苦難」のなかで、200%のパフォーマンスを出している本物のクイーンに絶対釘付けになる。

伝記ならではの苦労と、製作陣に脱帽

やっぱり自分が下積み時代がもっと観たいのと同様に、人によって、時間軸。見せるべき箇所は、製作陣営(脚本)は本当に苦労したとおもう。

演じるマレックが最高だとしても、かなりデリケートな描写(主人公の死、プライベートな人間関係・セクシャリティ等)を必要とするため。

ブライアン・シンガー監督といえば、あの『ユージュアル・サスペクツ』監督でさすがだなーと思う反面、後任のデクスター・フレッチャーがクレジットに乗っていないのは可哀想。。

というわけで、長々書いてしまったけど、本作はぜひみてほしい。特に映画館がおすすめ。あとこういう良作を探しだせるように、製作陣の知識はもっと知りたいなと思った今日この頃。次は何観よーかなー。

スタッフ

監督
ブライアン・シンガー
製作
グレアム・キング
ジム・ビーチ
製作総指揮
アーノン・ミルチャン
デニス・オサリバン
ジャスティン・ヘイザ
デクスター・フレッチャー
ジェーン・ローゼンタール
原案
アンソニー・マッカーテン
ピーター・モーガン
脚本
アンソニー・マッカーテン
撮影
ニュートン・トーマス・サイジェル
美術
アーロン・ヘイ
衣装
ジュリアン・デイ
編集
ジョン・オットマン
音楽監修
ベッキー・ベンサム
音楽総指揮
ブライアン・メイ
ロジャー・テイラー

キャスト

  • ラミ・マレック:フレディ・マーキュリー
  • ルーシー・ボーイントン:メアリー・オースティン
  • グウィリム・リー:ブライアン・メイ
  • ベン・ハーディ:ロジャー・テイラー
  • ジョセフ・マッゼロ:ジョン・ディーコン
  • エイダン・ギレン:ジョン・リード
  • アレン・リーチ:ポール・プレンター
  • トム・ホランダー:ジム・ビーチ
  • マイク・マイヤーズ:レイ・フォスター
  • アーロン・マカスカー:ジム・ハットン
  • マックス・ベネット:デヴィッド
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