伝説的ロックバンド Queen(クイーン) 伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』をTOHOシネマズ新宿で、やっと観てきた!
劇場公開後、各レビューサイトで高評価の嵐。第76回ゴールデン・グローブ賞(2019年)ドラマ作品賞・主演男優賞 (ドラマ部門) 受賞するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。
故フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがまじで最高。
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あらすじストーリー
評価レビュー★ 8「伝記とは思えない完成度の高さ」
自分はもともとQueen(クイーン)のファンではないんだけど、ただ本作を観たら、やっぱり好きになる。
それはもちろんクイーン自体の音楽性の魅力などもあるんだけど、耳馴染みがある名曲が誕生する瞬間・インディーズバンドから伝説的ロックバンドへの成功・苦難(人間関係・病気)からの世界的成功などなど。
ぜひクイーン好きでないひとこそ観て欲しい映画になってた。
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ネタバレ感想レビュー「映画館でぜひ観て欲しい!!」
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本作は劇場の迫力こそ本領発揮
ライブエイドのオープニング・エンディングは圧巻。もちろんいつかはレンタルで見れるんだけど、本作は絶対に映画館で観て欲しい。自分がみたのはTOHOシネマズ新宿だったけど、オープニングに、フレディ・マーキュリーの目線でライブエイドの観客を観るシーンがあるけど、圧巻。あとは音楽自体ももちろん大音量で感じれるので、本作こそ映画館上映しているいまこそ足を運んで欲しい。
ラミ・マレック「演技」というより「憑依」
鑑賞後、youtubeで実際のクイーンのライブ映像観てほしいんだけど、再現度が半端ない。まレックは、クイーン関連の書籍、ドキュメンタリー、インタビュー映像を可能な限り集め、すべて目を通したとのこと。またクイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーとの対談でも話を聞いているとのこと。まさに演技よりもフレディそのものだなと。ちょっと出っ歯?で違和感はあったのが残念。。
もしできるなら下積み時代(インディーズ期)がもっと観たかった。。
バンドボーカルがいなくなり、肩を落とすメイとテイラーに、フレディが話かけ「僕がやるよ」と伝えると、売り込むと、二人が鼻で笑い「おいおい。まずは歯を矯正しろよ」とバカにすると、フレディのアカペラのクオリティの高さに驚く二人に対して、「オファー待ってやるよ」
最高かと。やっぱりバンドがこうやって出来上がって行く過程は面白い。
あとフレディについても、厳格な父親との確執(反抗)はクイーンの原動力だったのかなと思えるシーンが多かった。※ライブエイド前の和解は最高。
もちろん成功後の方が長いし、作曲・バンド内の不和・苦難などのすべての伝説ロックバンドの反省を語るの135分は短すぎるのは重々承知の上で、もっと若かりしころの苦労が見れるともっと嬉しかったなー。
楽曲誕生秘話 バンドやりとりが最高
これは多分クイーンファンが「最高!!」ってなるシーンだと思うけど、各メンバーがそれぞれのアイディアを出し合い、名曲が生まれて行く過程は、にわかの自分でも楽しめることができた。「We Will Rock You」での観客参加させたい!だったり、「bohemian rhapsody」では、ガリレオ(ガリレオ)のコーラスの多重録音で、「何回歌わすねん!!」ってメンバーがキレるシーンなど笑 やっぱりこのあたりは面白いって思える箇所が多かった。
ライヴエイド(LIVE AID)とは?
ライヴエイド(LIVE AID)は「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下、「アフリカ難民救済」を目的として、1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。ちなみに他の参加者は、クイーン以外では、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、デビッド・ボウイ、ボブ・ディランなどなど。豪華を通り越して、まさに伝説のライブといえるのでは。※今後このレベルのライブ開催が出来なさそうって意味でも。
実際ライヴエイド(LIVE AID)映像
YOUTUBEにて、実際のライブエイドの映像があったので、ぜひ劇場で観た後に観て欲しい。
映画の再現性の高さだけでなく、観客+世界中の注目のなかで、「劇中で語られたバンド自体のブランク・病気との苦難」のなかで、200%のパフォーマンスを出している本物のクイーンに絶対釘付けになる。
伝記ならではの苦労と、製作陣に脱帽
やっぱり自分が下積み時代がもっと観たいのと同様に、人によって、時間軸。見せるべき箇所は、製作陣営(脚本)は本当に苦労したとおもう。
演じるマレックが最高だとしても、かなりデリケートな描写(主人公の死、プライベートな人間関係・セクシャリティ等)を必要とするため。
ブライアン・シンガー監督といえば、あの『ユージュアル・サスペクツ』監督でさすがだなーと思う反面、後任のデクスター・フレッチャーがクレジットに乗っていないのは可哀想。。
というわけで、長々書いてしまったけど、本作はぜひみてほしい。特に映画館がおすすめ。あとこういう良作を探しだせるように、製作陣の知識はもっと知りたいなと思った今日この頃。次は何観よーかなー。
スタッフ
- 監督
- ブライアン・シンガー
- 製作
- グレアム・キング
- ジム・ビーチ
- 製作総指揮
- アーノン・ミルチャン
- デニス・オサリバン
- ジャスティン・ヘイザ
- デクスター・フレッチャー
- ジェーン・ローゼンタール
- 原案
- アンソニー・マッカーテン
- ピーター・モーガン
- 脚本
- アンソニー・マッカーテン
- 撮影
- ニュートン・トーマス・サイジェル
- 美術
- アーロン・ヘイ
- 衣装
- ジュリアン・デイ
- 編集
- ジョン・オットマン
- 音楽監修
- ベッキー・ベンサム
- 音楽総指揮
- ブライアン・メイ
- ロジャー・テイラー
キャスト
- ラミ・マレック:フレディ・マーキュリー
- ルーシー・ボーイントン:メアリー・オースティン
- グウィリム・リー:ブライアン・メイ
- ベン・ハーディ:ロジャー・テイラー
- ジョセフ・マッゼロ:ジョン・ディーコン
- エイダン・ギレン:ジョン・リード
- アレン・リーチ:ポール・プレンター
- トム・ホランダー:ジム・ビーチ
- マイク・マイヤーズ:レイ・フォスター
- アーロン・マカスカー:ジム・ハットン
- マックス・ベネット:デヴィッド